質問の種類と方法


質問の種類

質問の種類は大きく分けて 2 種類、
オープンクエスチョンクローズドクエスチョンがあります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

オープンクエスチョン
Open Question

相手の状況によって異なるが、相手が自由に答えることができる質問

相手に考えさせて意見を聞きたい場合に使う。

デメリット

相手が回答を考える負担が大きくなってしまう。

オープンクエスチョンのポイント

はじめは話題を限定しない相手が答えやすい質問をする。

例「どう︖どんな感じ︖」
例「好きな食べ物は︖」「趣味は︖」「なぜそう思う︖」

クローズドクエスチョン
Closed Question

「はい」か「いいえ」、A.B.C などの限定的な質問

相手に何らかの行動を促したい場合に使う。

デメリット

話しが止まって続かなくなる。

質問の方法

質問の方法も大きく分けて2 種類、相手の人間性を知ることができる質問方法
相手の情報を引き出す質問方法があります。

相手の人間性を知ることができる質問方法

話しを広げたいときに使う
何? どうして? なぜ? など、ざっくりとした質問
広げすぎると何を話しているかわからなくなるので注意しよう!

相手の情報を引き出す質問方法

話を深く掘り下げたいときに使う
いつ、どこで、だれと?どっち?どうだった?など、手軽で単調 テンポがいい質問
はじめからプライベートに踏み込みすぎないようにしよう!

質問したあとこんな時は...

相手の反応が悪いとき
例「無理して答えなくていいよ」と気遣う。
相手が気分を損ねたとき
例「ごめんなさい。少し質問しすぎてしまったよ」と謝る。
相手の体調が悪そうなとき
例「大丈夫?調子悪いの?」と声をかけて相手を気遣う。
自分と意見が違ったとき
例「なぜ○○なの?」と聞く。そういう考え方もあるんだなと思えばいい。

また、相手が「気持ち」を言っているのか、
事実」を言っているのかによって質問の仕方を変えてみましょう。

気持ち

擬音語、擬態語で質問する
どんな気持ちなのか質問する
気持ちを言っている場合の質問の仕方

事実

具体的な質問をする
事実の確認
事実を言っている場合の質問の仕方

聞き上手な人は、相手の気持ちや心理が読みとれる人のことです。
それには、相手のことをよく観察して、相手によりそう気持ちで質問をしましょう。